WJ・魔法律・他漫画アニメの感想等。
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公式に萌えた直後に、妄想出すのって恥ずかしいのですけど
半端にも出来ないので、あげときます。 妄想のかけら。 ------------------------------------------------------------------ 言ってなかった気がするのですが、この妄想は少し切ない系の話でした。 あと、エビスが良い奴過ぎ。子若も優し過ぎ。べった甘。ご注意下さい。 ------------------------------------------------------------------ ※以下、妄想のかけらです。苦手な方はご注意下さい。 ------------------------------------------------------------------ 【わずらい・5/5】 おばさんが仕事を辞める事になりました。 遠方で一人暮らしをしていたおばさんの母親が 体調を崩したので、看病する為に実家に戻り そこに腰を据える事にしたのです。 おばさんも迷った末の結論だったのですが お別れの日はやっぱり寂しくて 「元気でね…」と何度も言って、泣きました。 エビスも寂しかったのですが、精一杯 おばさんを励まそうと「元気で」と見送りました。 ------------------------------------------------------------------ エビスの少ししょんぼりした背中を見ていたら 子若まで泣きたい様な気持ちになりました。 あの女が居なくなって… エビスがあの女に見せていた表情を 見る事はなくなったけれど… 気持ちが晴れる訳ではありませんでした。 ちっとも、嬉しくなかったのです。 ------------------------------------------------------------------ あくる日子若は、おばさんが最初の頃 (子若が「エビスを子供扱いするな!」と言う以前) エビスの頭にほわりと手を乗せて、 撫でていた事があるのを思い出しました。 …この所、エビスは、よく働いているから、 だから、アタシがエビスを撫でてやってもいい。 「もっと精進せい」と、励ましてやっても良い。 子若がエビスの頭に手を伸ばしてみると エビスは、ぶたれると思った様で ビクっと縮こまって、表情を曇らせました。 その縮まり具合に、撫でる気力がそがれました。 きびすを返して、ぷいっとどこかに行ってしまう子若です。 「………、ふん!」 エビス「???」ってなります。 ------------------------------------------------------------------ あくる日… エビスは普段どおり振舞っていました。 庭の枯れ落ち葉なんかを掃除したりしていました。 でも、ふと、空を見上げて、少しの時間、ぼーっと ちょっとだけ、おばさんの事を考えていたりしました。 そんな時、子若がエビスの前に立ちふさがります。 じ~っと、睨まれます。エビスはやはり表情を曇らせて 「あの…、なんでしょう。ゴリョー様…」と言いました。 子若は 「今日は特別だからな」と言って、エビスの頭を抱きこみました。 エビス「!?」と、なります。 「今日だけ、アタシがあの女の代わりになってやる」 「え…、え!俺、あの人にこんな事してません…;;」 「甘えてみたいと、思ったんじゃないのか」 「ど…して…ですか」 そりゃあ、ちょっとだけ、ちょっとだけ (こういう人が母親だったら…)と思った事がありました。 なるべく優しく、エビスの頭を撫でる子若。 「………」エビスは、どうしようと困惑してしまいます。 「甘えていいと言っている」 無理です。とエビスは思いました。 おばさんはおばさんで、ゴリョー様はゴリョー様です。 でも…、ゴリョー様は俺が落ち込んでいると思って (実際少し落ち込んでいたけど)気をつかってくれてるのか…。 その気持ちだけでとても嬉しく、ゴリョー様の事がもっと好きになりました。 エビスは「あ、ありがとうございます。五嶺様…」と体を離しました。 五嶺様は不満だった様で、ぐいっとエビスの腕を引っ張りよせ もう一度抱きしめました。「良いって言ってるだろ」 「いえ、そもそも、どうしたら良いのか、よく分からないしですし…。」 (あわわ…なんかコレ…、他の社員に見られたらどうしよう…) エビスは、心臓がドキドキしてきました。 「…他の社員に見られたら」 「え」 「アタシがお前にヤキ入れる為に、物陰に連れ込んだと言えばいい」 そんな事を話していたら、 本当に他の社員が子若を探して近づいてきました。 その社員が塀の向こうから、子若を見つけ 「若様」 と 声をかけようとした瞬間 五嶺様はエビスをパチーンとひっぱたきました。 社員は、倒れこんだ子エビスに気がついて驚きました。 「ど、どうされましたか!?」 「……この豚が、いつまでも メソメソしてるんで気合を入れていた」 「そそ、そうなんです。申し訳ありません。」 エビスはヒリヒリする頬を擦りながら言いました。 「そう…ですか。あ、五嶺様、お客様がお見えです」 「分かった。今行く。」 子若はエビスの方を振り返る事なく、スタスタと屋敷の方に戻って行きました。 子若を呼びに来た社員は ぶたれた子エビスの表情を伺ったのですが、 その表情があまりに穏やかだったので、放心しているのかと思い 「大丈夫だって。若様は見限ったら本当にクビになさるんだから。 だからあんまり落ち込むなよ。」 と励ましてくれました。 子エビスは、その人には声に出してお礼を言い、 子若には、心の中で、お礼を言いました。 (…ありがとうございます、ゴリョー様…) (おしまい) ------------------------------------------------------------------ ------------------------------------------------------------------ おっそろしくべた甘な妄想でしたが、実はアップした本人も (なんでこの妄想「出せる」と思ったんだろ…;)と相当不思議です。 PR |
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